ハイブリッドソーラーハウスとは?

太陽熱を上手に活用した健康的で居心地のいい家

 全館24時間暖房の家では、ヒートショックが起こらなくなります。喘息やアトピーの一因といわれる、ダニ・カビもほとんど発生しません。風邪を引かなくなったり、リウマチやひどいしもやけが治った人もいます。また、高齢者や小さな子供にとって健康的で優しい家は家族全員にとっても居心地のいい家となります。


 そんな、健康的で居心地のいい暮らしがある一方で、私たちは外の寒さから守ってくれるはずの家の中で寒さに対して不満を持ちながら暮らしています。


 全館24時間暖房は良さそうだけど、光熱費が心配、、、。住む人が健康的で快適に暮らせる家を、夢だけで終わらせたくないと思います。寒い地域に暮らしているからこそ寒さに悩まされない健康的で快適な暮らしをして欲しいと願っています。


 そのためには、断熱材や窓の性能を数値で判断して選び地域に合った断熱性能の住宅をつくります。断熱性能の良い住宅とは、エネルギーのロスが少ない家で、言いかえれば、エネルギー効率のいい家ということです。その上で、晴れた日は全館24時間暖房のエネルギーにタダの太陽熱を利用します。暖房のいらない夏は、太陽熱でお湯をつくるから一年を通してエネルギー消費を減らしてくれます。


 健康的で快適な全室24時間床暖房の暮らしを、お財布へのストレスを気にすることなく実現する、

それが、ハイブリッドソーラーハウスです。

  • 全館24時間暖房
  • 家の中でヒートショックが起きない
  • ダニ・カビがほとんど発生しない
  • 高齢者や赤ちゃんに優しい
  • 家族みんなにとって居心地がいい
  • エネルギーのロスが少ない高性能住宅
  • 全館24時間暖房の主燃料はタダの太陽熱
  • 暖房の要らない夏は太陽がお湯を作るから一年を通して省エネ

ハイブリッドソーラーハウスの特徴

快適生活を実現させる6つの特徴

全室24時間暖房

・ハイブリッドソーラーハウスでの居間の吹抜けは開放的で快適

 1階のトイレや脱衣室や廊下も含めたほとんどの床を継続して暖房する事で空気だけでなく壁や天井や家具も自然に温もりを持ちます。それが2階にも及び、家全体で夜中も朝も寒さが無くなります。このような状態は暖かいというより寒くなくて快適といった方が適切かもしれません。いかにも暖房しているという感じはありませんが、入ってしばらくすると、まず足元からポカポカしてきます。

 ハイブリッドソーラーハウスなら、吹き抜けのある開放感あふれる快適な居室にできます。居間の階段や吹き抜けは2階を隔絶されたものでなく、家族のつながりの中に取り戻します。

ハイブリッドソーラーハウスの写真

床暖房

・空気が汚れないから赤ちゃんも安心

 風のない床暖房は温風と一緒にホコリをまき散らしたり、灯油を燃やして部屋の空気を汚す事がありません。また、空気を一気に暖める様な暖房では乾燥しすぎて喉を傷めてしまいますが、ハイブリッドソーラーハウスでは湿度が40~50%で爽やかな乾燥状態です。同じ床暖房でも、寒い部屋を高温で急速に暖める床暖房とは違い、ハイブリッドソーラーハウスでは人が最も快適と感じる足元25℃を実現しています。

床暖房の写真

快適な体感温度

・快適さを計るのは室温ではなく”体感温度”

 人間が快適かそうでないかを判断する時は、室温と一緒に自分の周囲にある床や壁や窓や家具の表面温度も感じています。おおまかに計算すると、この表面温度の平均と室温との平均が体感温度となります。ハイブリッドソーラーハウスは床や壁や家具が室温と近い温度になるために室温20℃でも寒くなく快適です。春が気温18℃で爽やかで快適なのは太陽の恩恵で周りのいろいろな物の表面温度も気温もそろって上がっているために快適なのです。

春のような居心地

太陽熱

・意外?!太陽熱はエネルギー効率が良い

 ハイブリッドソーラーハウスの全室24時間暖房の主燃料は無料の太陽熱です。暖房の必要が無い夏は太陽熱をお湯づくりに利用します。太陽熱利用のエネルギー効率は40~60%です。同じく太陽のエネルギーを利用する太陽光発電は電気をつくり電気製品を動かしたり、電力会社へ売電します。エネルギー効率は7~18%です。暖房やお湯づくりをする場合は太陽熱利用の方がお得です。

太陽の写真

ソーラー給湯

・家庭のエネルギー消費の約30%はお湯づくりに使っている

 暖房が必要なくなる夏には、太陽熱で370Lのお湯をつくります。冬は優先的に暖房に消費され給湯に多くは期待できませんが、それでも暖房に使った残りの熱を給湯に利用します。暖房とお湯づくりの切り替えはコンピューターが全自動で行いますので、自分で操作する必要はありません。これは全国平均ですが、家庭のエネルギー消費の約30%は給湯に使われています。地域による違いはありますが、ハイブリッドソーラーハウスでは給湯エネルギーの約半分を無料の太陽熱が行います。

給湯-シャワー

高断熱住宅

・いい断熱材は熱が逃げていくのをより多く邪魔する

 高断熱住宅とは、エネルギーのロスが少ないエネルギー効率の良い家と言えます。エネルギー消費量をできるだけ増やさずに、快適な全室24時間暖房を実現させるには高断熱にすることは必須です。また、高断熱にすることで壁や天井や床や窓の表面温度の低下も緩やかになり体感温度も上るので、快適な温熱環境になります。高断熱の家は、夏のエアコンも良く効くようになり、夏も快適です。

高断熱の写真